6月健康教育「熱中症予防について」
6月健康教育「熱中症予防について」
以上児さんに健康教育のお話をしました。
6月のテーマは「熱中症予防について」でした。
お話の前に、前回のお話の振り返りを行いました。
みんなに聞いてみると、「鼻!」「鼻水だった!」とよく声があがり、よく覚えてくれていました。
鼻水はなんで出るのか聞いてみると、「ばい菌が入らないようにしてる」と何人か正解を答えてくれました。
鼻水が出た時は、鼻水を噛む練習を思い出して、啜らずに必ずティッシュで鼻水を噛むように再度説明しました。
そして、熱中症予防のお話。
クラスに新しい仲間《げんたくん》を連れてきた設定で、お話をしていきました。
具合が悪そうなげんたくんに、みんなで一緒に「大丈夫?」と声を掛けて熱中症になったら体がどうなるのか一緒に考えました。
熱中症になるとどうなるのか聞くと、「汗をかく」「暑くなる」「きつくなる」など沢山の意見が出ました。最近の猛暑で、テレビで熱中症について取り上げられていることが多く、みんな熱中症になったことがないけどテレビで言ってたよと教えてくれました。
実際に熱中症になると、物がぐるぐる見える、フラフラする、体がだるくなる、汗をたくさんかく、頭が痛い、気持ち悪いなどの症状が出る場合があります。特に子どもは、うまく症状を言葉にすることができないので、いつもの様子と違う場合でも、熱中症になっている場合があります。近くでげんたくんみたいに体調が悪そうにしている子どもがいたら、先生に教えてねと伝えました。
最後に、熱中症にならないための5つのお約束。
①しっかりとごはんを食べる(特に朝食)
②早く寝る
③水分をしっかりとる
④体がだるい、いつもと違う場合は無理をせず、先生に言う
⑤外に出る時は、帽子を被る
げんたくんが約束を守れるように、みんなと一緒に5つの約束を読んで教えました。
教えてもらったげんたくん、無事に元気になりました。みんなとても喜んでいました。
最後に、これからどんどん暑くなってくるので、子どもも大人も熱中症のリスクが高くなります。熱中症について、ご家庭でも、一緒にどうしたら予防できるか話す機会となれば嬉しいです。今年の夏も、熱中症を予防しながら楽しく元気に過ごしましょう。